個の力・組織の力を活かす

どうすれば自分の職場で実践できるのか、その実践から積み上げられた知識や経験をどのように後任へ継承できるのか

事件事故・事務ミス対応の心がけ

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事件事故・事務ミスが起きた時、担当者の心理的な負担をできるだけ軽減させてあげたいと考えて行動しています。

例えば、事故発生源側の対応は担当者、関係部署への報告や調整は別のスタッフを指名。報告書も、二人以上で分筆させるなど。係全員で対応することで、一人で抱え込まない支援体制を構築します。時短のスタッフには、直接事故対応させるのではなく、別のスタッフの本来業務を代行させたりすることで、係全員でやっている雰囲気を醸成します。
これをやるためには、当然普段から、上司と部下の信頼関係、副担当制を機能させて…などなどのチーム作りが必要です。そして、事件でチームはより成長する。日常と非日常の繰り返しで、今だけしか味わえない最高のチームを作り上げる。つまり、危機管理の第一歩は、日常の組織作り。
事件事故は組織作りに有効になり得るわけですが、未然に防ぎたいですし、繰り返してはいけません。
対策の視点は、個人の能力に期待するのではなく、仕組みの改善を重視したいです。再発防止策は、メンバーが異動しても、機能するようにしなければなりません。
そう考えると、事件事故・事務ミスは、成長の絶好のタイミング。どうせ面倒なのだから、よい思い出にしてやろう、という気持ちで、「みんなで」乗り切りたいと思います。