個の力・組織の力を活かす

どうすれば自分の職場で実践できるのか、その実践から積み上げられた知識や経験をどのように後任へ継承できるのか

カレンダーを彩る

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ミスの減らないスタッフに、オーダーの仕方を毎回変えて、何と伝えたらミスが減るのか、試行錯誤しています…根本治癒にはならないのですが、現場は人の劇的変化を待っている余裕がなく、現有戦力で対応するしかありません。
プロスポーツのようにオフシーズンがあって、そこで肉体改造するような仕組みがあればよいのですが、定型業務中心の環境に置かれてしまうと、休みの日に自ら進んで勉強にでも出かけなければ、肉体改造も根本治癒も難しそうです。しかし、多様なスタッフが働く職場において、能力開発を休みの日だけに期待することは現実的ではありません。やはり、定型業務中心の職場であっても、仕事を通じて能力開発することを考えざるを得ません。
私は、一カ月をダラダラ過ごす組織にはしないように、朝礼やミーティングで、一週間ごとの色付けをして、組織の中で共有するように心がけています。
例えば…今週は「書類棚卸の週」、来週は「年度当初を乗り切るための不安を、ラインごとに話し合い課題を顕在化する週」、その次は「回覧資料をちゃんと読む&年休を積極的に取得して、仕事以外の視野を広げる週」など…なんとなく忙しくして、なんとなく終わる一カ月が4色に色づけされることにより、目の前の作業だけに埋没されず、ゆったりですが、肉体改造にもつながります。
「普段どんなことを考えて担当業務に向き合うべきか」そのことを疎かにしてしまうと、休みの日に肉体改造しても、自己満足で終わるようです。
本当は、肉体改造のための時間を業務時間中にでも別に確保した方がよいと思います。それが難しい職場において、仕方がない、と諦めるのではなく、その中でどうするかを考えて行動していきたいと思います。