個の力・組織の力を活かす

どうすれば自分の職場で実践できるのか、その実践から積み上げられた知識や経験をどのように後任へ継承できるのか

innocent world

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4年勤めた職場は、人事異動により今日が最後の出勤。3年半前からはじめた毎日の朝会も、自分が話す事は今日が最後。いつもは思いつきで話していましたが、最後に話す事は、少し前から決めていました。

 

innocent world…ミスチルのこの有名な曲…「夕食の話題も仕事に汚されて」が有名なフレーズですが、私はそのあとの「様々な角度から、物事を見ていたら、自分を見失っていた」がとても好きです。
副担当としてサポートすること、部署全体の動きを把握する事、そして、毎日の朝会も、チームで仕事をするためには重要。だけれども、その延長には「周りに気を遣いすぎて、自分という色を出せない」という沼にハマるかもしれない。周りと協調する事と、自分を出す事のバランスをどのように保つか、が重要だと思います。
様々な角度から物事は見てほしい、だけれども、自分が何者で、何を大切にしていて、何がしたいのか、も忘れないでほしい。様々な角度から物事を見ることは手段であり、目的ではない。
風通しのよい明るい職場になった。「異動したい職場」として名前が出てくるようになった…が、その先に「とりあえず、みんながそうだから、今のままでいい」という罠が待っているので、その手前で立ち止まり、ちょっとだけ自分を出してみてほしい。
自分を出してみて、他者を認めて、みんなで協力して、の三重奏を忘れないで、これからも風通しの良い職場であり続けてほしい。

 

来週からは、また、ゼロから職場づくりに挑みます。