個の力・組織の力を活かす

どうすれば自分の職場で実践できるのか、その実践から積み上げられた知識や経験をどのように後任へ継承できるのか

1+1が2にならない人

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この人のためなら…魅力ある人と仕事をすれば、関わった人数以上のパフォーマンスが期待できます。反対に、10人が関わったのに1人分の成果しか出ないこともあります。
例えば5名程度に依頼する調査もの…依頼のやり方で成果は大きく変わります。ただ電子ファイルを横流しする担当者に、作業手順や背景など回答側が協力しやすい工夫を惜しまない担当者。メールだけ送りつけるスタッフと、内線でポイントをフォローできるスタッフ。担当者によって、成果はだいぶ異なります。締め切りギリギリにしか返答が集まらなかったら、それは締め切りの設定以外に問題があるかもしれません。
せめて1+1で2程度の成果を出して欲しいのですが、成果やプロセスを評価する管理監督職が不在な組織では難しいようです。我が業界は、作業手順は教えるのですが、仕事のやり方を教えることが、あまり上手くないようです。仕事のやり方は、仕事の成果やプロセスを見守らなければ、ちゃんと教えることはできません。仕事を教える、教えてもらえる環境を意識して、職場づくりに励もうと思います。