個の力・組織の力を活かす

どうすれば自分の職場で実践できるのか、その実践から積み上げられた知識や経験をどのように後任へ継承できるのか

笑う側よりも打席に立つ側にいたい

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取組事例を外部で報告させて頂くと、失敗しないコツ・勝利の方程式のようなものをご質問頂くことがあります。
私は、人よりたくさん&頻繁に失敗しています。その結果、形になった取組事例が少し多いのだと思います。そんな回答をすると、失敗をおそれないハートのようなものは?と。
私の場合は、失敗してプライドが傷つくことは、いくつになっても消えないようで、日常的に悔しがっています。それは仕方ない、と諦めています。それよりも、タイミングを逃したら、永遠に成功はしないので、タイミングを第一に考えています。
そこに、キーマンが歩いていて、生煮えのアイデアも抱えている。ならば、話そう、が私のスタンスです。試合には参加できたので、その打線が三振でも、次の打線につなぐことはできるかもしれない。三振した時に笑う人がいるかもしれない。けれど、笑う側よりも、打席に立つ側に居続けたいから、それは仕方がない。
私の周りには、いくつかの形になった取組事例のほかに、無数の残骸、ちっちゃなプライドと格闘した燃えカスが転がっています。明日も、ある組織の方がスタッフを連れて現場に来て下さいます。残骸と燃えカスをお見せして、互いに実践するための気づきを得る機会にしたいと思います。