個の力・組織の力を活かす

どうすれば自分の職場で実践できるのか、その実践から積み上げられた知識や経験をどのように後任へ継承できるのか

根拠は誰のため?

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利用者の立場から考えると、その説明文・期限・様式はないんでないの?と思うことに、たまに出会います。
過去の経緯を理解しようとせず、根拠を都合よく持ち出す…ような状態。業務改善のつもりなんでしょうが、結局、自己都合に寄せただけでは?と思われるケースです。偉そうに言う私もやってしまっているかもしれませんが…。
仕事を常に「利用者側」から考える姿勢は、窓口部署に配属されたからといって身につくものではないようで、いつも苦労しています。
根拠のために仕事をしているのか?誰のために仕事をしているのか?そんな当たり前の事を当たり前のように話し合えない職場では、根拠の自己都合利用スタッフが育ってしまいそうです。そのため私は、簡単な仕事でも、誰のため?視点を投げかけるようにしています。
利用者視点で考えて、結果、仕事が少し面倒になるのなら、それは堂々と面倒な仕事をやろう。その代わり、別のこの仕事は省略しよう。そんな話を職場で日常的に、周りに聞こえるように話し合って、仕事の判断基準を組織全体で共有する。行動規範を行動で浸透させる、でしょうか。
根拠は幸せのために使いたいものです。