個の力・組織の力を活かす

どうすれば自分の職場で実践できるのか、その実践から積み上げられた知識や経験をどのように後任へ継承できるのか

豊富な研修メニューと成長の間

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我が社は、全員必須の研修が割と充実していて、入職年度別にメニューが組み立てられています。そのメニューを全てこなせば、今頃優秀なマネージャーが…〔自主規制〕…。
これは我が業界特有の課題ではなく、民間でもあるようです。
私の前職は、全国に支社のある企業で、明治時代からある業界でしたので、人材育成の仕組みも成熟していました。
覚えるべきことは業界共通試験。それ以外は、毎年自分で研修計画を組み立てて上長の了解を得る。ただ、これだけです。セミナーを受講すると言った受動的なものよりも、地域の図書館で読み聞かせのボランティアをやる、など、社会の中に溢れるチャンスを見つけ出して成長に活かす。社会に役立ってこその企業活動のヒントは社会の中にある、と。それよりも、環境の変化に対応した研修メニューを用意する費用と便益を比較した結果だと思います。
同じことを、我が業界で当てはめる意味はそれほどないと思いますが、上長とスタッフが、毎年能力開発の意見交換をすることぐらいはした方がよいと思っており、私が管理職になったら必ず実行します。そのために、今は食わず嫌いせず、あれこれ自分の身体で試しています。
ある管理職が内定者へ向けて、人のお金でゴハンを食べる者は、自ら能力開発するという、最低限の義務がある、と伝えました。大好きなフレーズの1つです。