個の力・組織の力を活かす

どうすれば自分の職場で実践できるのか、その実践から積み上げられた知識や経験をどのように後任へ継承できるのか

上手になろうと思ってほしい

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接客が上手な方、憧れます。嫌みにならない程度の、相手を引き立てる会話術。何気ない仕草も、買い物を優雅な気分にしてくれます。
我々の業界は、相手にどのように見られているか、を気にしないスタッフが多い気がします。カウンター越しの学生、電話の向こう側の保護者、メールの先の教員…できれば、自分と接したならば、プロだなぁ、と思ってもらいたい。
先日、大学側の対応で、納得いかない院生がいました。納得したように話しているが、明らかに表情は不満。遠くから見ていたので、見ないフリも可能でしたが、そのまま帰すのは、と思い、カウンターの反対側に行き、横に立って雑談をしました。本音を引き出して、大学の事情を別の角度から伝える。やがて、その院生は、明るい表情で帰りました。
接遇改善を職場のスローガンにしても変化しないのが、わが業界。個別に話しても怪しい…どうも、対応=ねじ伏せる、が思考の前提にあると、どうにも変わらないようです。だからと言って、この思考を劇的に変化させる特効薬を知っている訳ではないのですが…
本物を知ること=他大学見学で変わる人、事例があるたびに振り返りをしてあげる事で気づく人…一人ひとりの特性に合わせて、対応が上手くなりたい、欲求を育てていくしかないようです。
最近気づいたことですが…企画力だけでなく、対応力にもフォーカスすると、SDを毛嫌いする中堅スタッフも、巻き込めるようです。