個の力・組織の力を活かす

どうすれば自分の職場で実践できるのか、その実践から積み上げられた知識や経験をどのように後任へ継承できるのか

コーチングの前にティーチング

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以前、憧れる上司から、「お前、コーチングの前に、ティーチングちゃんとやれよ」と、アドバイス頂きました。大切なことは、言葉にしてちゃんと教えろよ、と。
思い出すと、私は民間時代、人前で説明することを許してもらうまで、何度も練習させられました。おかげで、説明は割と自信持ってできます。特に、出だしの「えーと」がなくなるまでやらされましたので、「えーと」は出ないんです。「えーと」は、時間を割いて聞いて下さる方に失礼だと。
こんな厳しいことを、今の私はまだ言い切る自信がありません。しかし、それをしないと、私を育ててくれた先輩に失礼だと思い、頑張ってティーチングしています。
私含め、一対一で注意されるのは、苦手な人も多いので、朝礼や、ミーティングの際に、多数向けにやっています。
先日も、事務室に入ってくる方々への挨拶が小さく気になっていたので、ミーティングでその思いを伝えました。気持ちよく授業、打ち合わせをしてもらおうよ、と。
これら当たり前のことが日常的にできるようになると、懸案事項をみな話し合って改善できる組織に育つようです。
そう思うと、職場によって、朝礼やミーティングをやりにくい大学という職場の闇は深いですね…。SDの義務化の前に、ミーティングのできる監督職の育成をした方が…あ、いい過ぎました(-_-)