個の力・組織の力を活かす

どうすれば自分の職場で実践できるのか、その実践から積み上げられた知識や経験をどのように後任へ継承できるのか

モノサシのメンテナンス

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成長を促進するツールの一つに、ものさし、があります。モノサシが適切でないと、仕事のやり方が自己流のママの「困ったさん」と化してしまいがちてす。

私は、同じ仕事を他人はどうやっているのかな?この事象をどうやって整理するのか?などを「呑みにケーション」で探り、感動し、モノサシを更新しています。が、我々の業界は、個人で数値目標を抱えないため、モノサシを更新しようという意識が醸成されにくいです。

私は、ミスがあった際に、一緒に振り返りをする事で、モノサシ文化の普及に努めています。
まず、上司先輩である私の、何が悪かったか、見直すヒントはないか、私がコメントします。
次に、担当者やチームで、自分の立場での振り返りをコメントしてもらいます。
上司の視点、副担当の視点…などに触れる事で、個人の判断基準に変化が起こります。改善策の検討は、視野を広げる意識が生まれます。その結果、前後左右に上下の視野が広がり、モノサシの小ささに気づく、という仕掛けです。
当然、そう簡単には行きません。ただ、モノサシをちゃんとしなければ、研修に行こうが、資料読もうが、成長は期待できません。
モノサシが自分でメンテナンスできるようになったら、あとは勝手に努力してくれるようです。

謙虚さ、が足りないからお前は伸びないんだよ❗️とよく怒られていた時期に、自分のモノサシに関心を持つようになりました。
謙虚さの持続、今でも苦手分野です(._.)