定型業務の奥に見える景色
教室の臨時使用を受け付けて、まとめる仕事。この定型業務は、ミスなく、短時間に終わらせる事だけを目標に頑張ってもらうと、新しい仕事・環境の変化を拒絶するスタッフに成長してしまうようです。その業務に対する自分のスタイルが確立してしまうと、邪魔されたくないと考えるのが自然ですから。
学会を開催すると大学にどんな効果をもたらすのか、入試制度が変わったら、学生はグループで自習したいのではないか…そんな事を考えて、この定型業務に挑んでくれたならば、利用者視点に立った改善が進み、職員自身も成長するでしょう。
すると、誰がその定型業務に新たな視点を気づかせてあげるか、が問題になります。上司なのか、同業者なのか、先輩か…職場の環境に応じてアレンジする必要がありそうです。
私はこの全てを組み合わせて、定型業務の奥の景色に気づいてもらうよう心掛けています。今月は、同業者の職場見学を2件セットしています。私も、新しい景色に気づかせてもらって、定型業務の質を高めようと思います。