個の力・組織の力を活かす

どうすれば自分の職場で実践できるのか、その実践から積み上げられた知識や経験をどのように後任へ継承できるのか

マイナスをゼロに、プラスに

新しい何かがはじまると、その裏で、誰にも知られる事もなく、面倒を見ている人がいます。 最近流行りの地域連携にて、本店主導の事業に対して、住民の方々から、窓口へクレームがありました。窓口部署には、そんな事業があったことは知らされず、何があった…

人のよさだけに頼る組織には、何も残らない

部署と部署のスキマに落ちる仕事…たくさんあります。「昔、いい人がいて、何故かわからないけれども、この仕事は、この部署でやっている」という不幸も、たくさんあります。 何処が扱うべきかわからない仕事…例えば、ダイバーシティ推進など、理念を周知する…

腑に落ちる機会を散りばめる

挨拶ができる職場、我が業界はまだまだ少ないと思います。見たことのない人を見たら「見ないふり」をするタイプが多く、来客のタイミングでも、おしゃべりをやめない…。 4月からの職場でも「挨拶」をわざわざ組織目標に掲げていますが、はじめの2か月間はあ…

「確認したか」を改めて確認する

あるスタッフからの報告の最後に、昨年のだいたいの数字を聞いてみました。私の肌感覚と合わなかったので、実数を調べさせたら、そもそも桁が違いました。「先生が言っていた」という話を、具体的に誰がいつどこで、と聞くと曖昧だったので、改めて問い直す…

机を征服しなければ

異動するたびに思うこと…前任者は、引き出し使っていたのかな?…。訳のわからないカギに印鑑、黄ばんだ通知文…何代前かの健康診断を発掘したこともあります。 着任後しばらくは、前任者に電話で確認する必要があるため机周りの位置を変更しないようにしてい…

innocent world

4年勤めた職場は、人事異動により今日が最後の出勤。3年半前からはじめた毎日の朝会も、自分が話す事は今日が最後。いつもは思いつきで話していましたが、最後に話す事は、少し前から決めていました。 innocent world…ミスチルのこの有名な曲…「夕食の話題も…

点を理解できる人が、面で仕事をする強さ

新卒でいきなり出先に着任、担当業務は部署の庶務担当…理系男子で情報系が強く、周りへの気配りも抜群なスタッフでした。彼の悩みは、同期との差…情報も人脈も、親会社にいれば手に入るものが、どんなに頑張ってもつかめない。 その後、親会社へ帰り、次の異…

顔が見える仕事

同期の名前を、◎◎計画や基本方針と言った資料の担当者として見ることが増えたスタッフが、「私の仕事は、○○さんと○○先生と…だいたい30名位にしか影響しないんですよねー」とつぶやきました。全体に影響を与えている(と、見える)仕事に比べ、自分の仕事は、…

風は、気まぐれ

平日勤務中開催の研修への参加を勧めてみたり、呑みに誘ったりした際に…「忙しいので、また」と言うスタッフがいます。もしかしたら、「忙しい&また」を繰り返しているから、どんな仕事をしていても「忙しい」のかもしれません。 仕事は、人脈によって円滑に…

雰囲気が、彼を変える

定期的に情報交換させて頂いている他社管理職の方との呑み会に、他部署でバリバリ頑張って、我が組織へ異動してきたスタッフを勉強のために連れていきました。 仕事はしっかりこなし、他者への協力も惜しまない、働きぶりに申し分ないスタッフですが、あと何…

見えないフリをさせない

隣の人が何をやっているのか、よくわからない。隣の人の電話に出ても役に立たない…という職場は、我が業界に多いと思います。事務分担がこれほど個人単位に細分化されていて、人員要求のベースが業務量積算中心の世界に、転職当時は驚きました。今は慣れ親し…

半年待てる職場づくり

ある課題の解決に、委員長から具体的な提案があり、担当スタッフはアレコレ考えていました。 考えてくるアイデアは、いつも穴があり、いよいよ手詰まりな雰囲気。私から「そもそも委員長の提案って、課題の解決に有効かな?」と振ってみたのは、3か月経過し…

クセを理解して、うまく付き合う

私の悪いクセは、集中している時に、いつでも良さそうな決裁がやってきたときの、阿修羅(←同僚談)のような表情をしてしまうこと(._.)… 上司とは「いつでも話しかけやすい雰囲気を醸し出すべし」なわけですが、私の場合、アイデアが湧き出し形にしている時…

論理的な思考は必要

事務ミスが多いスタッフ、締め切りを忘れてしまうスタッフ、仕事を1人で勝手に抱え込んでしまうスタッフ…論理的に考えていないのかもしれません。 あるスタッフから「先生は■だと言っています、近くにいた学生も■だと言っています。だから■です」と報告があ…

仕事を楽しむことを放棄したスタッフ

アンケートの集計をして、会議の資料を作る…ここまでは、だいたいやってくれます。分析してあればよい方で、結局どうしたいのか書けないスタッフが、我が業界には多いと感じています。 「決めることは自分の仕事ではない」の「決めること」の意味を勘違いし…

それでも〆切が守れない

〆切をわざと早めに設定すべきなのか、〆切のかなり前から進捗状況を確認すべきか…1度や2度ならともかく、繰り返してしまう相手に悩まされることは、誰にでもある経験の一つだと思います。 一回目の失敗の時の「指導」が影響するのか…〆切ネタではないです…

そこで、まず一番を目指せ

「配属された職場の守備範囲の業務で、まず一番になれ」…民間から転職し、初めの上司からの、今でも大切にしているアドバイスです。システム入力でもよい、文書事務でもよい。周りから「こいつには勝てない」と言われるくらい、与えられた仕事を熟達し、周り…

堂々と実務家でありたい

今月はいくつかの研修会等で、自分の考えをお話しさせて頂く機会を得ました。いつも同じスタンスなのですが…決して特別な考えを披露する訳でもなく、どこでも・誰でもやっていそうな「地味なこと」を軸に、提案しています。例えば、他人が来訪したら無視しな…

企画力と言う前に

こじれた案件を漠然と相談に来るスタッフ、文句が先行するスタッフ…「カタチにすることが苦手」という共通点があるように感じています。 こじれた案件については、時系列に・関係者と・主観と客観の区別をつけて、メモにしてから相談に来なさい。緊急なら、…

時間を色付けする

わが組織では毎朝朝礼をやっています。「やった方がいいのはわかっているけれど、何もない日はどうすればよいかわからない」という質問をたまにいただきます。いくつかのアイデアの中で、一日の使い方をあれこれ皆でコメントしあうことは、効果が高いと実感…

監督職7つの指針+1(中間報告)

このブログの目標にそろそろ到達すべく「まとめ」を考えはじめました。事務室を「前向きに仕事ができる職場環境」にするために、監督職が心がけるべきことを「監督職7つの指針」として顕在化してみました(『7つの指針』表現形式は、玉川大学出版のQ&Aシ…

社会人反抗期

仕事(作業)を振って「これは何でやらないといけないんですか?」「やる意味ありますか?」と聞く、生意気な男子。嫌いじゃありません。私もそうでした。上司をナメるような言動、そんなツンツンした気分、理解できます。評価が本人の本当の能力より低くな…

外から何を持ってきても枯らしてしまう職場

服務規律の遵守からはじまる、皆にとって働きがいのある職場…ある上司に教えていただいたことです。昼休みを数分遅刻して戻ることを繰り返すスタッフがいたとします。周りも上司も何も言いません。そこに生まれる職場の感情は「不公平感」なのだそうです。そ…

残念な微調整

前任者が企画までして異動となり、その企画を実働から担当することになったスタッフが、3か月やってみて「コレとアレを変更したい」と修正案を持ってきました。自分が企画した訳でもない代物を自分のモノに落とし込もうとする姿勢は褒めたのですが、その中身…

職員としてのこだわりがあまりない

私のこだわりは「一体感(もしくは、巻き込み)」です。反対意見を封じ込めるやり方ではなく、構成員の納得感と効率のバランスを踏まえながら、できる限り同じベクトルにそれぞれが主体的に向く工夫や努力は惜しまないようにしています。ある日、会議で意見…

仲良しだけでは仕事にならない

風通しの良い職場を目指した悪い結果として、指導しない上司とサークル感覚の部下だけの困った組織になってしまうケースをたまに見かけます。職場の潤滑油には雑談も冗談も必要です。ただ、それに夢中で電話対応が遅れたり、雑務を引き取ってくれた同僚への…

返事のタイミング

仕事の時間のうち、メールの返信にどれだけの時間を割いているのか…10年前に比べ、立場の変化も影響していますが、確実にメールソフトと向き合っている時間は増加しています。そのため、直接会って話すことの効果が絶大な場面も増えているように感じます。私…

理解には個人差・時間差がある

話の半分程度で機嫌が悪くなる、数日経過して話を振り出しに戻される…話の内容によって理解には個人差があり、個人の中でも、理解に必要な時間が一定であることはなく、体調含め外的要因で時間差があるものです。そう考えると電子メールでの依頼は、使い方に…

仕事の任され方

自分がやった方が早いから任されるパターンと、将来性を見込んで「未経験でも」あえて任せてもらえるパターン…任され方で、業務の成果、仕事から得られるものは異なるようです。監督職となり、仕事を任せる立場になってみると…円滑に仕事を進めるため、スタ…

面倒クサイなりに理由がある

何故こんな面倒な手続きが必要なのか、それぞれの部署に依頼しなければならないのは無駄だ…組織の規模によりますが、我々の業界は縦割りになりやすく、それだけ面倒な仕組みも生まれやすい環境にあります。業務改善を志向する際、現在のカタチを否定すること…

ひとりの時間と組織での時間はリンクしている

仕事が充実していれば、オフも楽しい。オフが充実すれば、仕事の時間も前向きに過ごせる…家族と自分の関係が何らか変化していくと、オフの時間さえ自分でコントロールすることが難しくなり「思い通りにならない」という悩みを抱く人は多いようです…私も悩ん…

任せるとは、思い通りにならない事

仕事も勉強会なども、同じ人が同じ役割を担い続けるメリットとデメリットを考えた時、私の性格ではデメリット(風通しが悪くなるなど)ばかり目立ちそうだと考え、概ね2年で引き継ぐことを意識しています。とはいえ、この4月も異動なく、同じ役職を4年もや…

位置エネルギーは正しく活用したい

同じ組織・ポジションに固定されると、存在するだけで・何かを発言するだけで仕事がすすむこと、多々あります。いわゆる「位置エネルギーが高い」状態で、自発的に運動しなくても物事が「自分の思い通りに」動きやすくなる。このことを反対側から眺めると、…

仕事とハサミの渡し方は同じ

年度末の手続事務は、大量の書類との格闘で時間のかかるものばかり。年度末のイレギュラー対応はスピードが求められるため、丸ごと外注は難しく、いくら工夫しても、スタッフには何らか負担がかかります。三月の土日はなかなか休めません。ある休日出勤の日…

10年後に活きる

今日は10年以上前の職場の後輩から、3年振りに連絡があり、呑むことになりました。久々過ぎて、話が続くか不安もありましたが、実際に会うとあれこれ思い出すもので、楽しい時間を過ごすことができました。 今以上に未熟者でしたので、今振り返れば、後輩に…

朝礼ができない職場

真面目なことを真面目に言えない雰囲気、ありませんか?「この話、勉強になりそうだから、一緒にいく…」というと「私は関係ないんで…」。「○○のために、変えてみようよ」というと「まぁ、そうですけど…そのままでも、不満はなさそうですよ…」。わからない事…

カレンダーを彩る

ミスの減らないスタッフに、オーダーの仕方を毎回変えて、何と伝えたらミスが減るのか、試行錯誤しています…根本治癒にはならないのですが、現場は人の劇的変化を待っている余裕がなく、現有戦力で対応するしかありません。プロスポーツのようにオフシーズン…

いろいろな成長があってよい

研究会、勉強会で繰り広げられる「職員のあるべき姿」等の人材育成に関する話題の中に、それらにアクセスしている職員がまるで正しいようにも感じられてしまう場面があります。土日や夜間にアクセスできる人は、どの業界であっても多数派ではなく、むしろ、…

手を抜かないと決めた大失敗

大学では4年間学習塾のアルバイトをしていました(今は○ラックバイトの代名詞ですが…)。チェーン店新規オープンのタイミングで雇用されたため、実力がある訳でもなく、いきなり受験学年を担当しました。本来ならば学力別に3クラス分けるべきシステムながら…

そんなことを聞いているんじゃない

相手に反対をされ、その理由を聞いて、解決策を提示しても、納得してもらえない…よくある話で、今でも苦労しています。前職で「本社お客様センター」という、主にクレームを対応するラインに配属された時期に、いろいろ鍛えていただきました。真正面に座らな…

名刺だけで生きていないか?

23時からのニュース番組にて、複業(原文ママ)を認めたら、売り上げが伸びて残業代が2割減った、という事例が紹介されていました。我々の業界でそのまま適用することは難しいですが、内閣府webで紹介されている「パラレルキャリア」という考え方は、参考に…

頭の中を共有する

「ほうれんそう」のタイミングがいまいちなスタッフがおりました。遅すぎる・ポイントがズレている…これは、彼だけに原因はないと思っています。私にとっての「いまいち」なので、上司が変わればよいのかもしれない。私自身、上司が変わる度、はじめにやるこ…

1+1が2にならない人

この人のためなら…魅力ある人と仕事をすれば、関わった人数以上のパフォーマンスが期待できます。反対に、10人が関わったのに1人分の成果しか出ないこともあります。例えば5名程度に依頼する調査もの…依頼のやり方で成果は大きく変わります。ただ電子ファイ…

不遇な職場と、腐りかけた僕と

新規メインの職場に配属された場合と、ルーチンメインの職場の場合、同じ意欲・能力のスタッフであっても、取り組む仕事に対する評価のされ方・満足感の得やすさ等々が、その後の働き方に影響を与えるようです。私は20歳代の頃、周りにどんどん追い越され、…

勉強会をセットする気持ち〔その二〕

入職当時、困ったのは「風通しの悪さ」「経験値だけで仕事をする風土」でした。倉庫や資料の存在すら口伝で、閉ざされた人脈の中でのみ語られる組織(._.)極端に言えば、どれほど努力したとしても、どれだけ早い時期からその会社にいたか、ただこの一点で勝負…

勉強会をセットする気持ち〔その一〕

『心を鍛えるということは、自分の必要なことを続ける努力をすること』…イチローの言葉です。ちゃんと理解できていないですが、好きな言葉です。私にとっての「自分の必要なこと」とは何か?仕事の面では「我慢」です。いくつになっても、いまだに、口と手が…

大学院を目指した理由

営利企業からの中途採用で、卒業校でもない。が、初職場が認証評価初受審に3つのポリシー担当に…改革の最前線に放り込まれました。担当業務の本質を、知識も経験もない状態ながら自分なりに見極めようともがいたある日、「俺には愛校心があるのかな」という…

他人の手柄を自分の手柄にしてしまう人

に、ならないようにいつも気をつけています。が、力を貸してくださった方々を気づかないうちに傷つけてしまったことは過去何度もあり、反省しています。昔、尊敬する先輩から、自分の手柄を人の手柄にしていれば、自然と周りを傷つけなくなるよ、と教えてく…

当たり前の事を当たり前に出来るか

他社の事務室に伺った際に、だれも声を掛けてくれず立ち尽くした経験、ありませんか?その隣で、そこの学生さんもキョロキョロしていたりして…うちの事務室は、相手にちゃんと聞こえるような挨拶するよう、皆で真面目に取り組んでいます。カギを取りに来た非…

笑う側よりも打席に立つ側にいたい

取組事例を外部で報告させて頂くと、失敗しないコツ・勝利の方程式のようなものをご質問頂くことがあります。私は、人よりたくさん&頻繁に失敗しています。その結果、形になった取組事例が少し多いのだと思います。そんな回答をすると、失敗をおそれないハー…